ニュージーランドを知るおすすめ本10選

国・地域

ニュージーランドは、雄大な自然とラグビーの国というイメージだけでは捉えきれません。マオリとパケハ(ヨーロッパ系住民)の関係、ワイタンギ条約、先進的な社会制度、太平洋世界とのつながりを押さえて初めて、その現在地が見えてきます。総合入門から先住民研究、旅と環境までをたどる10冊です。

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1

歴史・地理・文化・政治・経済——5つの視点で読む、アオテアロアの真実

マオリとの共同統治、反核外交、農業ブランド戦略から、小国ニュージーランドの強さと矛盾を5つの視点で読み解く。

2

青柳まちこ 編著 明石書店(エリア・スタディーズ 70)

歴史、自然、政治・経済、福祉、文化、対外関係までを63のテーマで案内する総合入門。国の全体像を最初に掴むための基礎となる一冊。

3

ロバート・コンセダイン、ジョアナ・コンセダイン 著/中村聡子 訳 影書房

ワイタンギ条約をめぐる植民地化の歴史を和解の実践へつなげる一冊。マオリと非マオリの関係を理解するうえで欠かせない視点を与えてくれる。

4

深山直子 風響社

土地・海・都市・環境をめぐって展開されるマオリの運動を丁寧に追う専門研究。共同統治や権利回復の背景を深く読みたい人に適した一冊。

5

伊藤泰信 世界思想社

マオリ語教育とアイデンティティに焦点を当て、マオリ社会の変化を人類学的に読み解く。先住民の知と社会を考える手がかりとなる学術的良書。

6

平松紘・申惠丰・ジェラルド・P・マクリン 明石書店(世界人権問題叢書 36)

植民地化の過程と、マオリが直面してきた法的・社会的な人権課題を多角的に解説。ワイタンギ条約と権利の論点を整理するための基本文献。

7

クリスティーナ・トンプソン 著/小川敏子 訳 エイアンドエフ

全米ベストセラー。ポリネシアの広大な航海史と島々の形成を描く歴史書。アオテアロア(NZ)を孤立した島ではなく太平洋世界の一部として捉え直せる。

8

地引嘉博 刀水書房

クックの来航以降、ニュージーランドの現代史を創りあげた人々の横顔と国民性、マオリとの関係を解説。NZ全体像を歴史から掴むための基礎的な入門書。

9

山田宏 PHP研究所

財政破綻寸前から「小さな政府」へ——1980〜90年代のNZ行政改革を描いたノンフィクション。政府職員を9万人から3万人に削減した「改革の実験場」の実態。

10

久村研 成文堂

英国植民地から多文化国家へ——両国の社会・文化・移民・先住民政策を比較しながら、南半球の先進国の素顔を解き明かす概説書。

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